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原始の火

大社町の火山冒険家 青木章さんに出会って、薪風呂のことを思い出しました。
青木さんに関しては、

種蒔く旅人     http://happyhillcontest.seesaa.net/article/415439832.html
白南風(しらはえ) http://genki.sanin-navi.jp/5096.html

3年前に山の中の家に引っ越したことで、薪風呂を使うことになりました。木に火をつけて風呂を沸かす。子供のときにはしていましたが、久しぶりの行為でした。その薪風呂は何十年も不使用だったので、火が点くまでに時間がかかりましたが、燃え始めると沸くのは早かったです。

そして、久しぶりに火を見たように思いました。しかし、そうして毎日薪風呂のための火を見ていたら、それが日常になってきて単に珍しいものではなくなりました。そうしたときに、これが本来の人間の生活だったのだと気付きました。ああ、我々の現代の生活は本当の火から遠ざかっていたんだなあ、とつくづく思いました。

それはガスコンロの火と違いました。制御されていない火です。彼らは行きたい方向に勝手に移動します。こちらがコントロールしないと、とんでもないことになります。火を操らなければならないのです。しかし、人間生活のほとんどすべての火が科学の力でコントロールされてきたので、個々は火に対して何も配慮がなくなったのです。極端に言えば、それは死んだ火なのです。

火だけでなく、我々の生活全般がコントロールされているような現代の生活は、本来の人間の生活からは程遠くなってしまいました。我々は生きているのではなく、死んでいるのです。死んだ生を生きているのです。

青木さんはスモークのために、常日頃火のそばにいます。原始の頃はきっとこのように火をそばにいて、火を友にして、火をコントロールして生きていたんだろうなあと思わせました。青木さんの様子を見ていると、原始の魂を見ているようでした。我々は原始の魂を忘れ、人間の根源を忘れ去ってしまい、幸せだと勘違いしているのです。

しかし、ここにいると何故か人がぞろぞろとやってくるのです。スモークが目的かもしれませんが、また原始の火を求めているのか、本来の生活の匂いを嗅ぎにきているのか。

青木章氏撮影
1諏訪の瀬島・御岳火口上空が夜間、赤く映える。この現象を火映(かえい)という。噴出する溶岩の輝きは夜空を染め上げ、噴火に伴う衝撃波(空振)は全島を震撼させる。「火の鳥」が見せる最も深遠な世界がある。(青木章)
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