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植物の神秘生活 序論より

農作業に疲れて寝転んで手にしたい本はこの本(植物の神秘生活)で、植物に関する不思議な話で満ちています。昨日も読んでいましたが、どの章も紹介したい内容ばかりなのですが、各章が長くてなかなかまとめることができません。興味のある人はぜひ読んでほしいです。

私が自然の中にいるのは、また自然の中で満足し、日々ワクワクするのはこの本の影響が少なからずあるでしょう。子供のときにこの本の内容を知っていれば、全く違う人生だったかもしれません。

まとめるのは時間がかかるので、とりあえず短文だけでも転載してみます。

序論の22ページ

外界に対してかくも確実に、かくもさまざまに、かくも敏感に反応する植物は何らかの外界との通信手段をもっているはずで、それはわれわれの感覚に優るとも劣らないものであるに相違ない、とフランセは言う。彼はつぎのように力説している。植物は人間が何も知らない出来事や現実をー人間が知らないのは人間が人間中心的世界観の陥穽(おとしあな)にはまりこんでいるからで、そこにおいては世界は人間の五感を通して人間に主観的に示されるにすぎないーを絶えず観察し記録しているのである、と。

植物は感覚をもたぬ自動機械だとほとんど一般的に思われてきたが、今日では植物は人間の耳には聞こえない音や、目には見えない赤外線や紫外線のような色波長を識別する能力をもっていることが知られるようになった。X線やテレビの高周波には植物は特に敏感なのである。(転載終わり)

普段はありふれている植物に不思議さなど感じませんし、ただの風景でしかありません。彼らは自己主張しませんから、自分がどれほどの力を持っているかなど示すことはありません。実にひかえめな存在ですが、こちらがそれを探ろうとすれば、意外とそれを普段通りに見せてくれるのかもしれません。

以前にも紹介したと思いますが、キュウリは巻き付いて行く植物で、キュウリの先のほうはいつもどこかにつかまろうとしています。奇跡のリンゴの木村秋則さんは、人間(の指)にも巻き付くと言っていますが、人を選ぶというのです。木村さんの実体験では、純真な子供や、熱心な宗教の信者には巻き付き、普通の大人や教祖には巻き付かないと。生産に負われ儲けに勤しむ旦那には巻き付かず、面倒を見ているその奥さんには巻き付くと。

それで、私も一度試したことがありました。キュウリは簡単には巻き付きませんでした。一日や二日ではどうにもならず、毎日のように畑に行っては、指を差し出していました。ようやく、二週間くらいしたときだったでしょうか。動かないと思われたキュウリのヒゲがじわじわと指に巻き付いてきました。その速度は見ていてもわかるくらいで、指を一周するのに10秒か20秒くらいなものだったと思います。

子供のように純真になったというよりは、危害を加えない安心できる人間だと知覚したのかなと思いますが、ちょっとうれしく、かつ植物とコミュニケーションをとれた気がしました。

これは近づかないとわからないほど小さく、名前も知らない雑草の一つですが、美しいです。なぜ白くてこの形なのか、彼らなりの理由があるのでしょう。人間が持つ美観を知っているというより、彼らの美観は我々とは異なった、もっと崇高なものかもしれませんし、彼らが持つ美観から我々は美を学んできたのでしょう。
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