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インドネシアのMさんより

インドネシアの日本人の方から、ハッピーヒルの種籾がほしいというメールが来ました。
インドネシアで日本人が農業? ハッピーヒル?
とても興味深くて「何故、インドネシアで農業をすることになったのか」と尋ねてみました。
以下が返事です。本人の了解を得て、その興味深い内容を転載します。

インドネシアに移住することになったきっかけは
単純に妻がインドネシア人だったということなのですが、
農業を始めることになったきっかけについては、
よく周りの人からも聞かれるのですが、
自分でもまだはっきりと説明できなくて。

農業については全くの素人なんです。
数年前から「いつかは自分で農場を」
という夢はぼんやりと持っていたのですが、
大学の専攻は法律でしたし、
以前の仕事も商社で働いていて、
農業とは無関係の場所にいました。

インドネシアに来る前は中国の北京に居ました。
日本でも話題になったと思いますが、
中国の食品安全問題や公害を目の当たりにしたのが、
きっかけと言えばきっかけかもしれません。

ホルモン剤の注入で破裂してしまうスイカや、
農薬や工場排水で深刻化する土壌、水質汚染。
「有機」「エコ」「グリーン」とは名ばかりの、
認可ビジネスと化した「安全食品」が氾濫する一方で、
中間業者や大手資本のスーパーなどに搾取されて
何百キロものキャベツの買取値が1万円にも満たないなど、
農民の生活は一向に良くならない。

都市部には地方農民の出稼ぎ労働者が溢れ、
地方に残された者も、労働集約型産業の労働力として駆り出される。
そうなると、農業はもうお金儲けの対象としかならず、
加工食品や工業原料なるような作物ばかりが大規模で「製造」されて、
本来の「生きる糧」として営んで来た農業は
もはや「お金にならない貧民の職業」に成り下がってしまった気がします。

経済発展で生活水準は向上し、人々は「豊な生活」を謳歌していますが、
その延長線の未来には自分にとっての幸せはないと思いました。

中国を離れる決意をし、仕事を辞めてインドネシアに移住したのが2013年の2月。
私も当初は石田さんと同じく、こっちの農業は昔の日本のような農法かと思っていたのですが、
緑の革命以降、政府指導のもと改良品種と化学肥料や農薬が導入され、
今では田舎の農家でも化学肥料と殺虫剤などが当たり前のように使用されています。

そんな中どこの農家で働かせてもらおうかと探していたところ、
「パーマカルチャー」というオーストラリアで発祥した持続型農業とでも言いましょうか、
無農薬で有機栽培を実践している農家と運良く巡り合い、
ようやく農業に携わることになりました。

福岡氏の「わら一本の革命」を手にしたのはその後の事になります。
ご存知のように諸外国語にも訳され広く読まれている本ですが、
私は恥ずかしながら現地の人に推薦されて初めて読みました。

それまで、なんとなく「農業をやりたいんだ」という考えだけが頭の片隅にあり、
なぜ農業なのか、なにがそこまで自分を駆り立てるのか、
その直感があるだけで自分でもよく分かっていませんでしたが、
福岡氏の本を読んで、上手く言葉にできませんが、
「それで正しかったんだ」という確信を得ることができました。
(転載終わり)

実体験者からの中国の状況はやっぱり怖いものがありますし、インドネシアの農業も現代の農法を取り入れているのを見ると、東南アジア圏はすでにそういうことなのかもしれませんね。いよいよ自然農法というか、自然に合わせた農法というものの貴重さを感じます。


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