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集団的自衛権について

集団的自衛権云々は要するに、今まで参加しなかった戦争にも参加するようになる、つまり日本国内でないにしても戦争が一歩近づく。戦後70年にもなれば、その怖さも忘れて「やってみてもいい気分」になっていくのか。あの当時戦争に苦しめられた人たちは、ほとんどが80歳代以上で段々と死に絶え、実話を伝える人が少なくなっているのも原因しているのか。戦争の悲惨さはどんな方法を取っても実感として伝わることは不可能なのか。

耕耘機での事故後、入院中の読書にと友人が「火の鳥」「はだしの元」を全巻「暴露スノーデンが私に託したファイル」「リンゴの心」等々持って来てくれました。この中で「はだしの元」これを見ると原爆の悲惨さは無論のこと、戦争がどういうものであるかがよくわかります。いままで祖母、父母、叔父叔母、親戚、本、テレビ、新聞から戦争の悲惨さについて聞いてはいても、この漫画を読んで改めてそれを身にしみて感じました。しかし、この本を日本国民全員が読んだとしても、どうなんだろうとも思います。それまでの予備知識も影響するし、感性の問題もあるし、そこからどう行動するか、できるのかできないのか、、必ずしも絶対戦争反対という風にもならないようにも思いますし、今の中国や北朝鮮の攻撃的な様子を見ていても、やられるんならやってもいいかもと思うかもしれませんし。

実際福島原発があのような状態になっても、日本国民はほとんど動かないに等しい感じで、それ故に欠陥原発を輸出するだの、欠陥原発を継続するだのということになっているわけです。自国民がこれほどの目にあっているのに、動かない日本国民ですから、戦争にも鈍い感覚を持っているだろうなあと悲観的になります。

集団的自衛権が行使されたら、具体的にどういう風になるのかわかりませんが、例えばアメリカが行う戦争に巻き込まれるとしたら、、、戦後は以下のようにあちこちで爆弾を撒き散らして、多くの人を殺しているのがアメリカです。戦後すぐに集団的自衛権が行使されたら、このすべてに自衛隊は参加して人殺しに協力させられたわけで、兵隊ばかりでなく、一般国民も相当殺したことになったでしょう。それがこれからあるというわけです。そうして戦争に慣れた頃に中国や北朝鮮とやるのでしょうか。

朝鮮戦争
キューバ侵攻
ベトナム戦争
カンボジア侵攻
ラオス侵攻
レバノン派兵
ニカラグア空爆
グレナダ侵攻
リビア空爆
パナマ侵攻
湾岸戦争
ソマリア派兵
イラク空爆
ハイチ派兵
ボスニアヘルツェゴビナ空爆
スーダン空爆
アフガニスタン空爆
コソボ空爆
アフガニスタン戦争
イラク戦争
リベリア派兵
ソマリア空爆
リビア攻撃

ところで、イラク戦争のときには安全と言われたサマワ地区に自衛隊員が派遣されていました。サマワ地区のことを調べたら、「サマワ温泉」というのが出てきて、???と思ってさらに調べると以下のような記事・写真がありました。

サマワの陸自仮宿営地に設置され浴場「サマワ温泉」につかる隊員=19日
サマワ

【サマワ19日共同】イラク派遣の陸上自衛隊は19日、サマワの仮宿営地で隊員が使う浴場、医務室、食堂など天幕やコンテナハウス内につくられた一部施設を公開した。「サマワ温泉」と名付けられた浴場は近くの用水路から取り入れた水を浄化して使う。天幕内に20人が1度に入れる湯船を2つ備え、3日に設置したばかり。設備の関係で営業は火、金曜の週2回だけ。湯上がりに飲むノンアルコールビールが隊員の唯一の憩いになっている。 医務室は診察用の天幕と手術室用のコンテナハウスの2カ所で、医官や薬剤師ら隊員11人が交代で24時間態勢で勤務。食堂は400人が入れる大型天幕、休憩室も兼ねている。(転載終わり)

余りにのんき過ぎて愕然としました。こんな情報を流して、戦場も安全だよと言いたいのか、、。
本当の現地情報として流さなければならないのは、現地で戦死した自衛隊員の姿だと思います。
それが日本では一切どこにもその写真は報道されていません。

実はサマワ地区では35人の戦死者が出ています。以下ウイキペデイアからの情報です。

イラク特措法に基づき派遣された隊員のうち在職中に死亡した自衛隊員数(2007年10月末現在)

陸上自衛隊 14人(うち自殺7人、病死1人、死因が事故又は不明6人)
海上自衛隊 20人(うち自殺8人、病死6人、死因が事故又は不明6人)
航空自衛隊 1人(うち自殺1人)

公表されたのは2007年11月13日。当時の首相福田が国会答弁で答えています。11月14日の産経、毎日等の新聞には極小さく記事にしています。図書館に行き、古い新聞からその記事を見つけると愕然とします。

安全地帯と言われたサマワ地区はかなり激しく攻撃を受けたことは、元自衛隊員から聞いたこともあります。攻撃を受けての死が「事故又は不明」の数なのでしょうか。また自殺が合計で16人です。攻撃されたことで実戦未経験の自衛隊員は恐怖におののいたのではないでしょうか。例えば実戦経験はないけれど、練習ではシュート力100%の人がワールドカップで百戦錬磨のブラジルと当たったら、どうなるでしょうか?広いサッカー場で呆然と眺めるだけになるでしょう。サッカーならば点を取られるだけで済みますが、これは命をかけた戦いです。「練習通りにはいかないなあ」では済まないのです。その悩みの結果が自殺でしょう。平和国家から戦場に行った兵士の哀れな姿です。

そればかりでなく、戦場から帰った自衛隊員が28人も自殺しています。恐怖は過去のものにならないことを示しています。

その具体的な内容に関しては以下の
クローズアップ現代「イラク派遣 10年の真実」へ
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3485_all.html

不思議なことにこの番組の中では戦場での35人の死亡に関しては何も書いてありません。NHKも国とグルなのかなあと思われてもしょうがないですね。

また、この中で防大校長五百旗頭はこういうことを言っています。

五百旗頭さん:それは一つには、例えば訓練不十分な国の兵士ですとね、住民の中に変なやつがいる、銃を持ってる、それだけで撃ちかねないから、間違ってもそういうことをしないように、自衛隊の場合には、平時の10倍、100倍の射撃訓練をやったんですね。本当のエキスパートになって、振り向いたらもう撃ち抜けるというほどね、熟達させて、その上で隊長がなんて言ったかというと、分かったなと、君たちはこれほどの腕なんだ、軽挙妄動しなくていい、慌てて撃つんじゃないと、しっかりと見極めたうえでね、任務を達成するんだというふうに言って、自信を持たせて、そしてやたら撃たないようにという指導教育をしてるんですね。


(むしろ名手になることによって、恐怖を乗り越えられる心の余裕が生まれる?)


そうなんですね。ちょっと変な銃を持っている人がいるぐらいでね、撃つ必要はないと。よく見て、撃ったからって、当たるもんでもないというかどうかは知らないですが、そういう心の余裕を持って、そして、本当に最後の最後にならなければ発動しないというふうな訓練を十分していったということが大きいと思いますね。(転載終わり)

以上です。これは練習と実戦の違いがわからない人間の発言です。それが防衛大学校の校長の言葉なんです。こういう人間が校長をしている国の防衛は相当に危ういですね。これも平和国家故でしょうか。戦争になったら、当面は負け戦が続くでしょう。

最後にこのサイトに掲載されている自殺した隊員の母親の言葉です。

20代の隊員を亡くした母

「(息子が)『ジープの上で銃をかまえて、どこから何が飛んでくるかおっかなかった、恐かった、神経をつかった』って。
夜は交代で警備をしていたようで、『交代しても寝れない状態だ』と言っていた。」
息子は帰国後自衛隊でカウンセリングを受けましたが、精神状態は安定しませんでした。母親は、息子の言動の異変を心配していました。

20代の隊員を亡くした母


「(息子は)『おかしいんじゃ、カウンセリング』って。
『命を大事にしろというよりも逆に聞こえる、自死しろ』と、『(自死)しろと言われているのと同じだ、そういう風に聞こえてきた』と言ってた。」

この数日後、息子は死を選びました。

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